大統領選候補テレビ討論、尹錫悦候補「防疫失敗の責任を取るべき」 vs 李在明候補「マスクをきちんとつけないくせに」=韓国
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27コメント27件李在明、共に民主党大統領選候補(左)と尹錫悦、国民の力大統領選候補(右)(画像提供:wowkorea)
イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(与党)大統領選候補とユン・ソンニョル(尹錫悦)国民の力(野党第一党)大統領選候補が21日、中央選挙管理委員会が主催した第20代大統領選候補テレビ討論会で、政府の新型コロナウイルス感染症防疫をめぐって激しく対立した。尹候補はこの日午後8時からソウル市マポ(麻浦)区のMBCメディアセンターで開かれた選挙管理委員会主管による初の法定討論で‘コロナ時代の経済対策'について議論し「本日、李候補は『今回の選挙以降、コロナ対応はがらりと変わる』と宣言し、まるで野党のように今の政府が国民の力政府でもあるかのように話した」と攻撃した。続いて「170席の与党が損失補償法を強行処理する時は傍観していて、与党候補としても今の政権の防疫政策の失敗を認めた。それなら野党のコスプレをするのではなく、結局、共に民主党が大統領選挙で(防疫失敗の)責任を取らなければならないという意味ではないか」と反問した。続いて、尹候補は「ところで、共に民主党は損失補償法を昨年7月に強行処理したが、憲法上の防疫という公共政策による財産権制限に対して憲法上の補償権の概念を取り上げなかったのに、最近『遡及(そきゅう)補償する』と言ったが、少なくとも50兆ウォン(約4兆7382億円)が必要だ」として、シム・サンジョン(沈相奵)正義党大統領選候補の意見を尋ねた。これに対し、李候補は尹候補に答えようとしたが阻止されたために抗議し、尹候補は「(李候補に)尋ねれば本人の話しかしないのは明らかなので、他の候補の意見も聞こうと(沈候補に質問した)」と述べた。すると李候補は「それが討論だ。それぞれが意見を述べること。基本的な討論規則を守ってほしい」と神経戦を繰り広げた。その後、発言権を得た李候補は「尹候補は私に反論する機会を与えなかったが、今からしなければならない。ムン・ジェイン(文在寅)政府は防疫にかなりの成果を出したことは否定できない。感染者が最も少なく、こうした点を卑下してはならない」と主張した。また「尹候補自身はマスクをつけないし、夫人もつけない。テグ(大邱)において、新天地(コロナ拡散)で人が死んだ時には、納得できない理由で家宅捜索をしなかった。国家防疫に最も非協力的な人が(防疫失敗を)指摘するのは正しくない」と批判した。さらに「今はウイルスが小さくなり、致命率も低くなった。防疫自体を柔軟かつスマートに変えなければならず、ワクチン3次接種で危険性が下がれば、24時まで営業しても構わない。文在寅政府はよくやったことがたくさんある。必要なものを加えて新しい政府になるのだから、妨害せずに協力してほしい」と付け加えた。
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