PS5にもピッタリなSSD「Samsung SSD 980 PRO with Heatsink」、速度面もバッチリ
本体内蔵SSDとほぼ同じ性能を発揮するSamsung SSD 980 PRO with Heatsinkゲーム用SSDとしてもばっちりな性能
PS5は本体に825GBのSSDを内蔵しており、その高速性をいかしてPS5タイトルのロード時間を激減させている。M.2 SSDストレージに期待されるのは内蔵SSDと同程度のロード時間を実現することであり、内蔵SSDと遜色ない結果が得られればPS5用の増設SSDとしては合格点が与えられる。
そこで今回は、内蔵SSDとM.2 SSDストレージでインストールしたゲームのロード時間を比較。PS5のストレージとしてSamsung SSD 980 PRO with Heatsinkが適切なパフォーマンスを発揮できるのか確認してみた。
テストしたゲームは、「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」、「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」、「バイオハザード ヴィレッジ」の3本で、それぞれロード時間を3回ずつ測定し、その平均値を比較する。
The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience。Marvel's Spider-Man: Miles Morales。バイオハザード ヴィレッジ。The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience。映画「マトリックス」の世界を再現する技術デモ「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」では、メインメニューから「街を探索」を選択したさいに発生するロード時間を比較した。
計測の結果、ロード時間はどちらも「約4.84秒」で並ぶ形となった。それぞれのSSDで3回ずつロード時間を測定しているが、それらのバラツキもほとんどなく、安定して同じロード時間を実現していた。
Marvel's Spider-Man: Miles Morales。「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」では、メインメニューから「セーブデータのロード」を実行したさいに発生するロード時間を比較した。
ロード時間は、Samsung SSD 980 PRO with Heatsinkが約「4.03秒」で、内蔵SSDも約「4.03秒」。ここでもSamsung SSD 980 PRO with Heatsinkは内蔵SSDと遜色ないパフォーマンスを発揮している。
バイオハザード ヴィレッジ。バイオハザードシリーズの最新作「バイオハザード ヴィレッジ」では、メインメニューから「コンティニュー」を実行したさいに発生するロード時間を比較した。
ロード時間は、Samsung SSD 980 PRO with Heatsinkが約「3.14秒」で、内蔵SSDが約「3.23秒」。0.09秒ほどSamsung SSD 980 PRO with Heatsinkが内蔵SSDより短いロード時間となっており、複数回の測定でも安定して同じくらいの差がついてはいる。もっとも、この程度の差は「同じ」と言って差し支えないものだろう。