日本ハム・新庄氏 史上初の監督登場曲プラン!“弟子”HARTY制作「%1」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
[ 2021年11月5日 05:30 ]
日本ハムの監督に就任した新庄剛志氏(49)に史上初となる監督登場曲プランが浮上している。新庄氏に「弟子」と呼ばれているレゲエ歌手のHARTY(36)がスポニチ本紙に明かしたもので、奇想天外の“新庄劇場”全開で沸かせてくれそうだ。
就任会見で「天井から降りたい。選手も一緒に」と、ドーム球場の天井からナインとともに舞い降りる演出プランを明かした新庄氏。登場曲も自身のものを用意する構えだ。 その歌はHARTYと共同で作詞作曲し、自身でプロデュースした「%1(イチパーセント)」(昨年8月発売)。HARTYは新庄氏から「監督にも登場曲があったらオモロない?」と直々に相談を受けたことを明かした。選手として兼任監督が打席入場時に登場曲を流すケースはあったが、“監督ソロ”となれば史上初だ。 「%1は師匠(新庄氏)がトライアウトで現役復帰した時の打席入場用に半年かけて作りました。夢に向かうマインドの詰まった歌。監督入場曲のプランを聞いた時は胸が熱くなりました」 この日、都内の新庄宅で留守番し、リビングのテレビで会見を見届けた。「感動して泣きそうでした。師匠らしい会見でした」と感想。襟を高く立てた衣装は会見場所である札幌に向かう前に「どや?」と見せられていたという。 約2年前、新庄氏に「いい歌を歌うアーティストを見つけた」とインスタグラムで紹介され、これにお礼のダイレクトメッセージ(DM)を送ったことで親交が始まった。くしくも、HARTYが初めてプロ野球観戦したのが92年5月。新庄氏がそのシーズンの初スタメン初打席初球でプロ初本塁打を放った阪神―大洋戦。以来、大ファンとなって野球も始め、香川西高で甲子園に出場したほど打ち込んだ。 「ずっと憧れの存在だったので夢見心地でした。新庄さんに“僕がもう一回プロ野球選手になった時、登場曲を君が歌ってくれないか?”とDMをいただき『%1』の制作が始まりました」 監督就任のことを本人に聞かされたのは10月29日の発表直後。LINEに「%1の可能性をやっとつかんだ」と報告があった。トライアウト後、新庄氏の自宅を訪れると高校・大学野球などの試合がテレビでよく流れていたといい「2軍の球場にも隠れて行っていたみたいです。でっかい夢に向かって陰で努力していたんでしょうね」と振り返った。 ◇HARTY(ハーティ)1985年(昭60)5月23日生まれ、大阪府出身の36歳。小学1年の時から野球を始め、香川西高3年時には副主将を務め、二塁手で甲子園に出場。大学でケガをして野球を断念。野球と並行してきた音楽の道に進み、ジャマイカでレゲエを学び、音楽配信などで活動。19年に「FURUSATO~ちょうちんのあかり~」でメジャーデビュー。
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