Engadget Logo エンガジェット日本版 auが「格安4Gスマホ」3機種発表、Xperia 10 II・Galaxy A41など
先日発表した5Gスマートフォンに続き、auが4Gスマートフォンの新モデルを発表しました。内訳は「Xperia 10 II」「Galaxy A41」「AQUOS sense3 basic」の3機種。いずれも価格は未定ですが、2〜5万円台のお手頃価格となる見通しです。
Xperia 10 II
「Xperia 10 II」は、21:9比率の約6インチ有機ELを備え、縦長比率を活かした「マルチウィンドウ」に対応します。上下に別々のアプリを配置して、使い分けられるのが特徴です。
背面には1220万画素の標準カメラ(焦点距離26mm)、800万画素の超広角(焦点距離16mm)、800万画素の望遠カメラ(焦点距離52mm)を搭載。Xperia 1 と同じ構成のレンズを採用しています。オーディオ面では、側面にイヤホンジャックを搭載し、ハイレゾ音源の再生や圧縮音源をハイレゾ相当の解像度にアップスケーリングする「DSEE HX」に対応します。スペックは、OSがAndroid 10、プロセッサがクアルコムSnapdragon 665、メモリが4GB、ストレージが64GB。バッテリー容量は3600mAhで、劣化を抑える「いたわり充電」機能も搭載します。ワンセグ・フルセグには非対応ですが、おサイフケータイに対応。そのほかIP68相当の防水・防塵性能を備えます。発売時期は5月下旬以降。価格は未公表ですが、NTTドコモ版(税込4万7520円)と同程度となることが期待されます。
▲カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ミント
Galaxy A41
「Galaxy A41」 は、約6.1インチの有機ELディスプレイを備えながら、本体幅を70mmに抑え、持ちやすさを重視した設計のスマホ。画面内指紋認証にも対応し、指で触れるだけで画面のロック解除ができます。
背面に約4800万画素の広角カメラ、約800万画素の超広角カメラ、約500万画素の深度測位カメラを搭載。瞬きやレンズの汚れを検知して撮り直しを促すアラート機能も備えます。前面には約2500万画素のカメラを搭載します。また、よく使うアプリや同時に使うことが多いアプリをワンタップで起動できる「アプリペア」機能も特徴です。スペックは、OSがAndroid 10、プロセッサーはMediaTek製のMT6768を搭載。メモリ容量は4GB、ストレージは64GB、最大512GBのmicroSDカードを利用できます。バッテリー容量は3500mAhです。発売時期は7月以降。価格は未公表ですが、先代の「Galaxy A20」(SCV46)は税込2万2000円でした。これに近い価格帯となることが予想されます。
▲カラーバリエーションは、ブラック、ブルー、ホワイト
AQUOS sense3 basic
「AQUOS sense3 basic」は、4000mAhの大容量バッテリーと、省電力性能に優れた約5.5インチのIGZO液晶ディスプレイを搭載し、長時間の電池持ちをうたうスマホです。
曲げやひねりに強いとされるアルミボディを採用し、IP68相当の防水・防塵性能に加え、落下、多湿、高温などさまざまな環境で使えるとしています。カメラの画素数は背面側が約1200万画素、前面が約800万画素で、いずれもシングル構成です。AIが撮影モードを自動で判断し、細かい設定をすることなくかんたんに撮影できる機能を備えます。プロセッサーはクアルコムのSnapdragon 630、メモリは3GB、ストレージは32GBです。発売時期は6月中旬以降。価格は未定ですが、先代の「AQUOS sense3」は税込2万7600円でした。
▲カラーバリエーションは、ライトカッパー、シルバー、ブラック