FeliCa搭載のおサイフケータイが使えるSIMフリースマホおすすめ8選 | bitWave
スマホを使ったキャッシュレス生活を始めようと、「おサイフケータイ」が使えるスマホを選ぶ人も多いのではないでしょうか。
おサイフケータイを使うには「Felica」という機能を搭載している必要があるのですが、そもそもFelicaについてご存知ない方も多いはずです。
そこで今回はおサイフケータイの利用に必須なFelicaについての解説を行い、Felica搭載のおサイフケータイが使えるSIMフリースマホについて紹介します。
Felica搭載おサイフケータイが使えるSIMフリースマホのポイント目次- Felicaとは
- おサイフケータイを使うならFelicaは必須
- おサイフケータイを使いたいならスマホのスペックを要チェック!
- Felica搭載でおサイフケータイが使えるSIMフリースマホおすすめ8選
- キャッシュレス決済始めるならFelica搭載のスマホを選ぼう!
Felicaとは
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おサイフケータイについて調べていると、セットで「Felica」という言葉を見かけます。
スマホを使ったキャッシュレス決済に不可欠な機能なのですが、そもそもどういったものかご存知でしょうか。
Felicaとは「Felica」とは、ソニーが開発した「非接触型ICカード」の技術方式を指す言葉です。
「非接触型」とは、触れることなく通信が行える技術のことで、これらの技術が使われている電子マネーやICカードには「Felicaチップ」が搭載されています。
代表的なのは、交通系ICカードでも知られる「Suica」です。
SuicaのICカードにはFelicaチップを搭載されており、カードを改札にかざすだけで電車に乗ることができます。
さらにこのFelicaチップは、スマホにも搭載されています。
Felicaの非接触による通信技術を使うことで、スマホをかざすだけでお買い物ができる「おサイフケータイ」が誕生しました。
おサイフケータイは、携帯電話やスマホに埋め込まれたFelicaチップを用いた、非接触型の決済サービスのことです。
NTTドコモがシステム開発を行っており、2004年からサービスの提供が開始されました。
日本におけるモバイル決済システムの先駆け的な存在でもあります。
国内で流通しているスマホの多くにもFelica機能が搭載され、おサイフケータイにも利用されています。
1つのアプリで複数の電子マネーやポイントカードを管理・利用することができ、支払いに関してもスマホをかざすだけで、起動やロック解除は必要ありません。
おサイフケータイでは以下の電子マネーに対応しています。
おサイフケータイ対応の電子マネーQR/バーコード決済に比べて、支払いまでの手間の少なさやスマートさに優れています。
スマホのスペックを見ていると、「Felica」と並んで「NFC」という言葉もよく見かけます。
どちらもスマホを使った決済サービスに関わる言葉ではあるのですが、両者の違いを明確に説明できる人は少ないでしょう。
「NFC」は「Near field communication」の略で、訳すと「近距離無線通信」という意味の言葉です。
具体的には、「NFCを搭載した端末同士を”近づけるだけ”で通信ができる技術」のことで、Felicaの「非接触による通信技術」と同じような意味合いになっています。
「NFC」と「Felica」の関係についてですが、一言で表すと「FelicaはNFC技術の規格の一種」と説明できます。
つまり、近距離無線通信技術である「NFC」の規格を元にソニーが独自に開発したものが「Felica」ということです。
また、NFC規格のものにはFelica以外にも「TypeA」「TypeB」といった種類があり、海外ではTypeA、TypeBによるサービスが主流です。
Felicaはその他のNFC規格と比較して「処理速度の速さ」や「セキュリティー面」に優れており、日本の電子マネーサービスの多くがFelicaを採用しています。
おサイフケータイを使うならFelicaは必須
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おサイフケータイは、スマホにFelicaチップを搭載することで利用できる決済サービスです。
そのため、おサイフケータイを使うためにはFelica対応スマホである必要があります。
最近では少なくなりましたが、特に海外メーカーのSIMフリースマホの場合、Felicaを搭載していない可能性があります。
Felicaはソニーが開発したサービスで、日本以外ではマイナーなものでもあるため、海外メーカーが対応しないケースもありました。
おサイフケータイによるキャッシュレス決済をスタートさせたいのであれば、スマホを選ぶ際にFelicaに対応しているかどうかをチェックしてみてください。
先程の解説にもありましたが、NFCとFelicaは仲間ではあるものの、それぞれ別のサービスです。
スマホの中には「NFC対応」と書かれているものがあります。
しかし、それがFelicaにも対応していることを表しているわけではありません。
NFCにもFelica以外に「TypeA」「TypeB」といった規格があります。
海外メーカーのスマホだと「NFC対応/Felica未対応」で、おサイフケータイが使えない可能性もあります。
スマホのスペックを見る際に「NFCに対応しているからキャッシュレスは大丈夫」と勘違いしてしまうかもしれません。
しかし、おサイフケータイを使いたいなら「Felica対応かどうか」をチェックしてください。
Felica対応かどうかのチェック方法は、次の章で解説します。
おサイフケータイを使いたいならスマホのスペックを要チェック!
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おサイフケータイに対応したスマホを選ぶためには、購入前にスマホのスペック表を確認する必要があります。
SIMフリースマホであれば、メーカーの公式サイトを確認して、購入予定の機種のスペックまたは仕様をチェックしてください。
メーカーによってスペック表の記載方法は異なりますが「Felica」もしくは「おサイフケータイ」の項目に「搭載・◯・✔︎」などの表記があれば対応していることが把握できます。
※au Xperia 5 Ⅱ SOGO2の場合
海外メーカーのスマホだと「NFC」のみに対応しているケースもあるため、必ず確認しておきましょう。
購入予定のスマホがFelica搭載かどうか、実機を見て判断することもできます。
Felica搭載スマホの背面を見てみると、以下のようなマークがあります。
このマークが「Felicaに対応している」ことを表しています。
実機を見る機会がある人はチェックしてみてください。
Felica搭載でおサイフケータイが使えるSIMフリースマホおすすめ8選
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ここからはFelica搭載でおサイフケータイが使えるSIMフリースマホ8選をご紹介していきます。
最近では、SIMフリーでもFelicaを搭載し、おサイフケータイに対応するモデルが増えてきています。
価格帯や各種スペックによっても幅広い選択肢がラインナップされているので、自分に合うスマホが選べます。
今回ご紹介するFelica搭載でおサイフケータイが使えるSIMフリースマホは以下の8モデルです。
Felica搭載でおサイフケータイが使えるSIMフリースマホそれでは、それぞれのスマホの特徴を紹介していきます。
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「Google Pixel 5」は、Googleからラインナップされている最新の5G対応モデルです。
シリーズの中でも最高のスペックを誇り、美しい撮影を可能とするカメラ機能や大容量バッテリー、セキュリティー面などで高い性能を持っています。
Pixel 5 | |
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ディスプレイ | 6.0インチ |
本体サイズ | 高さ:144.7 mm幅:70.4 mm厚さ:8.0 mm |
重さ | 151 g |
アウトカメラ | 広角:1,220万画素超広角:1,600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,000 mAh(最小) |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon 765G |
OS | Android 11 |
認証 | 指紋 |
カラー | ジャストブラック・ソータセージ |
詳細 | Pixel 5の詳細・レビュー |
5Gらしい優れた高速通信も体験できる上に、おサイフケータイや防水といった基本性能もしっかりと装備しています。
価格もお手頃でコスパに優れています。
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「Xperia 10 Ⅱ」は、2020年夏にリリースされたXperiaシリーズのリーズナブルモデルです。
縦長の有機ELディスプレイが特徴的で、臨場感あふれる映画が楽しめます。
Xperia 10 ll | |
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ディスプレイ | 6.0インチ |
本体サイズ | 高さ:157mm幅:69mm厚さ:8.2mm |
重さ | 151g |
アウトカメラ | 標準:1,200万画素超広角:800万画素望遠:800万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 665 |
OS | Android 10 |
バッテリー | 3,600mAh |
認証 | 指紋認証 |
カラー | ブラック・ホワイト・ミント・ブルー(ドコモ限定) |
トリプルカメラを搭載など、上位モデルにも負けないスペックの高さを持っており、多彩な撮影モードで思い通りの写真や動画が撮影できます。
リーズナブルでも性能に妥協しない、SIMフリースマホをお求めの方におすすめです。
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「AQUOS sense4 plus」は、AQUOS史上最大となる6.7インチディスプレイを搭載し、シャープ独自のIGZOによって美しい映像を表現できます。
メモリ8GB・リフレッシュレート90Hzという高い処理性能によって、ゲームプレイもサクサクと快適に行えます。
AQUOS sense 4 Plus | |
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画面サイズ | 約6.7インチ |
本体サイズ | 高さ:166mm幅:78mm厚さ:8.8mm |
重さ | 約198g |
アウトカメラ | 標準:約4,800万画素広角:約500万画素マクロ:約190万画素深度: 約190万画素 |
インカメラ | 標準:約800万画素深度: 約190万画素 |
バッテリー | 4,120mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 720G |
認証 | 顔・指紋 |
防水 | IPX5・IPX8 |
カラー | パープル・ホワイト・ブラック |
4つのレンズを搭載したカメラは最大4,800万画素という美しさを実現し、あらゆるシーンに対応した撮影が可能。
これだけのスペックを持ちながらAQUOS senseシリーズらしい低価格を実現しています。
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「OPPO Reno3 A」は、リーズナブルな価格ながらも際立ったスペックで高いコスパが魅力のモデルです。
最大4,800万画素という高精細カメラに加えて、合計4つのレンズを搭載し、手ぶれ補正機能もあるので、写真も動画も美しく撮影できます。
インカメラも1,600万画素なので、自撮りも美しくクッキリと仕上げられます。
OPPO Reno3 A | |
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ディスプレイ | 6.44インチ |
本体サイズ | 高さ:160.9 mm幅:74.1 mm厚さ:8.2 mm |
重さ | 175 g |
アウトカメラ | 広角レンズ:4,800万画素超広角レンズ:800万画素モノクロレンズ:200万画素ポートレートレンズ:200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
バッテリー | 4,025mAh |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon 665 |
OS | Android 10 |
認証 | 指紋・顔 |
カラー | ブラック・ホワイト |
価格 | 26,980円 |
詳細 | OPPO Reno3 A実機レビュー |
またメモリ6GB、ストレージ128GBと抜群のコスパを示す性能の高さがあります。
おサイフケータイや防水といった日常生活に必須な機能も標準装備されています。
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「Galaxy S10」は、Galaxyシリーズのスタンダードモデルとしてラインナップされているスマホです。
スマホ全面をディスプレイにするという特徴的なデザインを採用しており、没入感を高めています。
Galaxy S10 | |
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ディスプレイサイズ | 約6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:約150mm幅:70mm厚さ:7.8mm |
重さ | 約158g |
アウトカメラ | 広角:約1,200万画素超広角:約1,600万画素望遠:約1,200万画素 |
インカメラ | 約1,000万画素 |
バッテリー容量 | 3,300mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon 855 |
OS | Android 9 |
認証 | 指紋・顔 |
カラー | プリズム ホワイト・プリズム ブラック・プリズム ブルー |
3つのメインカメラを搭載し、自動的にシーンを識別することで最適な写真の撮影が可能です。
同機種同士で電池をシェアするといった便利な機能など、多彩な機能が魅力となっています。
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「AQUOS sense4」は、リーズナブルな価格と整ったスペックが魅力の人気機種です。
カメラや処理性能など突出したスペックはありませんが、全体的にバランスが取れているスマホといえます。
AQUOS sense4 | |
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画面サイズ | 約5.8インチ |
本体サイズ | 高さ:148mm幅:71mm厚さ:8.9mm |
重さ | 176g |
アウトカメラ | 標準:約1,200万画素広角:約1,200万画素望遠: 約800万画素 |
インカメラ | 700万画素 |
バッテリー | 4,570mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 720G |
OS | Android 10 |
認証 | 顔・指紋 |
防水 | IPX5/IPX8 |
カラー | ライトカッパー・ブラック・シルバー・レッド・ブルー・イエロー |
詳細 | AQUOS sense4の評価レビュー |
スペック表を見てもわかるように、4,570mAhの大容量バッテリーや防水・防塵性能などのタフさが光ります。
「スマホにそこまでのスペックは求めていない方」や「より安いスマホを探している方」におすすめです。
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「Galaxy A20」は、1万円台という驚異的な低価格でラインナップされているモデルです。
リーズナブルな価格ながらも、5.8インチの見やすいディスプレイに、持ちやすいコンパクトな形状、整った機能性が魅力です。
Galaxy A20 | |
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ディスプレイ | 5.8インチ |
本体サイズ | 高さ:150 mm幅:71 mm厚さ:8.1 mm |
重さ | 151g |
アウトカメラ | 約800万画素 |
インカメラ | 約500万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
CPU | Samsung Exynos 7884B(オクタコア) |
OS | Android 9 |
認識 | 顔認証 |
カラー | レッド・ブラック・ホワイト |
詳細 | Galaxy A20の評価レビュー |
初めてスマホを持つ方でも操作が分かりやすいよう簡単に使えるモードを搭載するなど、スマホデビューを考えている方にもおすすめです。
その上、防水や防塵、おサイフケータイなど必要な性能はもれなく揃っています。
カメラやゲームなどにこだわりのない方で、とりあえずスマホを持っておきたい場合には、これほどお得な選択肢はないでしょう。
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「Xperia Ace」は、手のひらサイズで持てるリーズナブルモデルとしてリリースされたスマホです。
約3万円というリーズナブルな価格ではあるものの、5.0インチのフルHDディスプレイによる高精細な映像が楽しめます。
ソニーのハイレゾにも対応しているので、高音質の音楽体験も可能です。
Xperia Ace | |
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ディスプレイサイズ | 5インチ |
本体サイズ | 高さ:140mm幅:67mm厚さ:9.3mm |
重さ | 154g |
アウトカメラ | 標準:約1,200万画素 |
インカメラ | 超広角:約800万画素 |
バッテリー | 2,700 mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Snapdragon630 |
OS | Android 9 |
認証 | 指紋 |
カラー | パープル・ホワイト・ブラック |
詳細 | Xperia Ace 実機レビュー |
カメラには光学式・電子式のハイブリッド手ぶれ補正を搭載し、高性能センサーも加えた優れた撮影機能が備わっています。
カメラ、ディスプレイ、サウンドなど、しっかりとした性能を持ちながらも、価格を抑えたコスパの高さが魅力です。
キャッシュレス決済始めるならFelica搭載のスマホを選ぼう!
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以上、Felicaを搭載しておりおサイフケータイが使えるスマホをご紹介しました。
改めてポイントをまとめてみましょう。
Felica搭載スマホのポイントキャッシュレス決済をおサイフケータイで始めようと思っている方は、スマホ選びで「Felica搭載かどうか」をチェックしてみてください。
最近では、海外メーカーのスマホでもFelicaを標準装備しているモデルが多く流通しています。
選択肢の幅も広いですし、価格やスペックなど自分に合わせたチョイスが可能です。
スマホを選ぶ際に「Felica対応」「おサイフケータイ対応」などのスペックを確認して、新しいスマホでキャッシュレス決済を始めてみてください!
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