全部欲しいかも!スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、体組成計、ファーウェイが投入する注目の新製品3選
コスパに優れたスマートフォンを多く展開し、人気を博していたファーウェイ。最近はスマートフォンの新モデルこそ日本市場に登場していませんが、パソコンや周辺機器、ウェアラブル製品などを数多く展開しています。
そんなファーウェイは、2021年11月25日に計11機種の新製品を一斉発表。新製品のタッチ&トライに参加してきたので、本記事ではウェアラブル製品やオーディオ製品を中心に紹介していきます。
14日間持続するバッテリー性能搭載モデルからスポーツ特化モデルまで! スマートウォッチが3機種登場
手軽に健康管理ができたり、運動をする際に記録を集計することが出来るスマートウォッチは、コロナ禍で在宅時間が長くなり、運動不足になる人が多いこともあり、今大注目の製品。ファーウェイからは新たに、「HUAWEI WATCH GT 3」「HUAWEI WATCH GT Runner」「HUAWEI WATCH FIT mini」の3モデルが登場します。
ファーウェイのスマートウォッチ製品としては、2021年8月6日に、ハイエンドシリーズである「HUAWEI WATCH 3」が発売したばかりですが、今回登場する「HUAWEI WATCH GT 3」はより健康管理やスポーツ機能に特化したシリーズとなっています。
「HUAWEI WATCH GT 3」は46mmモデルと42mmモデルの2つがあり、ディスプレイサイズはそれぞれ1.43インチ/1.32インチとなります。それぞれのサイズに「クラシックモデル」と「スポーツモデル」が展開されており、ベルト部分の素材やボディのカラーリングに違いが見られます。
いずれも有機ELディスプレイとなっており、ディスプレイが若干膨らんでいる曲面仕様になっています。46mmモデルは枠の部分に目盛りがあり、より一般的な腕時計に近い見た目ともいえるでしょう。
いずれのモデルもボディにはステンレス素材が使われており、高級感あふれるデザインになっているのもポイント。ビジネスシーンで着用していても違和感のない、リッチな造りが魅力です。
前モデルである「HUAWEI WATCH GT 2」からの変更点として、側面に「回転式リューズ」が搭載された点が挙げられます。これを回すことで、スマートフォンでいうスクロールの操作が可能。物理的に操作できることで、誤操作が少なくなっている印象を受けました。
またファーウェイ製スマートウォッチの大きな特徴がバッテリー性能。本モデルの場合、通常使用で46mmモデルは14日間、42mmモデルは7日間もバッテリーが持続します。今回はタッチ&トライのみなので、実際にバッテリーの消耗速度などは体験できていませんが、スマートウォッチ製品としては圧倒的な電池持ちともいえる数字になっており、こまめに充電する必要がないのは嬉しいポイントでしょう。
全サイズ/モデル共通で発売日は2021年12月3日、HUAWEI公式オンラインショップでの販売価格は46mmモデルが3万1680円、42mmモデルが3万580円となります。
同じく2021年12月3日に発売される「HUAWEI WATCH GT Runner」は、基本的な性能は「HUAWEI WATCH GT 3」の46mmモデルと共通ながら、本体質量がわずか約38.5g(ベルト含まず)と軽量。本体素材に耐久性ポリマー、ストラップはシリコン素材となっており、汗をかいても蒸れなどの心配が少ない仕様になっています。
機能としては、5種衛星測位システムに対応しており、正確な測位が可能となっているので、ランニングを行ったコースを正確に集計できるようになっています。また、リアルタイム心拍数モニタリングやリアルタイム音声ガイダンスといった機能も利用できます。
販売価格は3万4980円となっています。
もう1つの最新スマートウォッチが「HUAWEI WATCH FIT mini」。1.47インチの長方形有機ELディスプレイを搭載しており、質量約20gと軽量。ベルトは革製で、カラーにフロスティホワイトとモカブラウンの2色が用意されているため、女性でも普段使いしやすくなっています。
こちらも通常使用で14日間のバッテリー性能を有しており、こまめな充電がいらないのが特徴。睡眠モニタリングや血中酸素レベル測定、24時間心拍数モニタリングといった健康管理機能に加え、96種類のワークアウトモードにも対応しています。
発売は2021年12月3日、価格は1万6280円で、スマートウォッチとしては比較的安価に設定されているのもポイントでしょう。
ラグジュアリーなリップスティック型ワイヤレスイヤホンはプレゼントに最適!?
オーディオ製品として登場するのが「HUAWEI FreeBuds Lipstick」。その名の通り、金属製のケースは一見リップスティックのような高級感のあるデザインになっており、中には開放型の完全ワイヤレスイヤホンが格納されている製品です。
ケースに金属素材を用いることで、ずっしりと重みを感じる仕上がりにはなっていますが、これも高級感を演出するという意味ではありでしょう。反対にイヤホン自体は片耳約4.1gと軽量になっているので、使用感に問題はありません。ケースの蓋は完全に分離する形になっていますが、内側にマグネットが入っており、カバンの中に入れていても、勝手に蓋が開いてしまうといった問題はなさそうです。
イヤホンは「開放型(オープン型)」と呼ばれる形状で、耳の穴を完全に塞がないようになっているため、軽快な着け心地が楽しめます。また、開放型のイヤホンとしては珍しく、最大25dbのノイズキャンセリングにも対応しているので、電車移動時などでも、周囲の音をあまり気にすることなく使用できるでしょう。
バッテリーはイヤホン単体で4時間(ノイズキャンセリングOFF時)/2.5時間(ノイズキャンセリングON時)、ケース併用時は22時間(ノイズキャンセリングOFF時)/14時間(ノイズキャンセリングON時)となっています。
実はイヤホン本体の仕様は、先に発売している「HUAWEI FreeBuds 4」と同じ。ケースのデザインにこだわることで、女性へのプレゼントなどにも選びやすいようになっています。
また、製品発送時の箱には、蓋の裏側に香水を振りかけているとのことで、開けるタイミングで華やかな香りに包まれるようになっているとのことです。今回箱は確認できていないので、どのような香りなのかはわかりませんが、こちらもプレゼントとして選びたい理由の1つになるでしょう。
HUAWEIからまさかの「体重計」も登場!
最後に紹介するのが、ファーウェイとしては日本市場に初投入となる体重計「HUAWEI Scale 3」。
もちろんただ体重を測るだけの製品ではなく、BMIや体脂肪率、心拍数といった11種類の身体指標を計測可能。「HUAWEI Health」アプリと連動することで、詳細な体組成分析結果を確認できるので、スマートウォッチと併用して健康管理ができる製品になっています。
取材・文/佐藤文彦