WATCH GT Runner実機チェック - ランニング能力を数値化するスマートウォッチ | マイナビニュース マイナビニュース マイナビ
よりスポーティな外観のHUAWEI WATCH GT Runner
HUAWEI WATCH GT Runnerは、基本的なスペックは最新のHUAWEI WATCH GT 3を継承しつつ、ランニングに特化した機能を追加したスマートウォッチです。1.43インチAMOLEDディスプレイを搭載し、14日間のバッテリー駆動を実現しつつ、重さは38.5gと、HUAWEI WATCH GT 3の46mmモデルより4gほど軽量化しました。
ケースがポリマーコンポジット、ベゼルがセラミックとなっており、ステンレススチールだったHUAWEI WATCH GT 3とは素材が異なっています。軽量化を実現するとともに、位置情報を取得する際に電波を阻害せず、より高速に、正確に測位してくれるといいます。
HUAWEI WATCH GT 3が備えていた体表温度測定機能は非搭載ですが、その代わりにランナー向けにランニング能力指数やトレーニング負荷の測定ができるようになりました。
このランニング能力指数は、長距離ランナーの能力を定量的に表す指標で、過去のランニングでの心拍数の変化やペース、距離、頻度などの結果から、タイムの予測などを高精度に分析してくれるといいます。
運動中の血中乳酸濃度の上昇値を示すLT値を測定してくれるほか、疲労度、回復時間、トレーニング指数などの科学的な根拠にもとづいたトレーニングデータを提案してくれるそうです。
アプリに搭載されたAIランニングコーチでは、1週間のトレーニングデータから翌週のランニングスケジュールを自動的に調整。リアルタイムの音声ガイダンスでランニング中の心拍数やペースなどを音声で知らせてくれるなど、ランナー向けに盛りだくさんの機能が搭載されています。
本体も38.5gに軽量化しているため、ランニング中にも邪魔になりにくそう。さまざまなランナー特化の測定をしてくれるので、頻繁にランニングする人の強い味方になってくれそうです。
こやまやすひろマイナビニュースの編集者からライターに転身。無節操な興味に従ってデジカメ、ケータイ、コンピュータセキュリティなどといったジャンルをつまみ食い。最近は決済に関する取材に力を入れる。軽くて小さいものにむやみに愛情を感じるタイプ。デジカメ、PC、スマートフォン……たいてい何か新しいものを欲しがっている。
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