lifehacker lifehacker LifeHacker LifeHacker Apple TVに「tvOS 15」のベータ版をいち早くインストールする方法
2021年の秋に、tvOS 15がリリースされる予定です。この大型アップデートでは、QOLを高めてくれる改良がApple TVに加えられることになっています。
たとえば、iPhoneのFace IDでさまざまなアプリにログインできるようになります。さらに、AirPods Pro、AirPods Max向けの「空間オーディオ」はもちろん、iPhoneのFaceTimeで友だちといっしょに映画やテレビ番組が見れる「SharePlay」もサポートされます。
パブリックベータをインストールしよう
「これらの新機能を秋まで待たずに試してみたい」と思っているなら、tvOS 15のパブリックベータをインストールしましょう。
ただし、あくまでベータ版ですから、なかなかスムーズに動いてくれないかもしれません。問題が起きたり、フリーズしたりする可能性も。
また、何か不具合が起こった場合には、最新モデルのApple TV 4Kを復元(初期化)することはできません。もしそうなったら、ソフトウェアアップデートがバグを修正してくれるのを待つのみとなります。
2015年発売のApple TV HDであれば復元が可能です。これについては、のちほどくわしく解説しますね。
試してみたくなりましたか?
それではさっそく、Apple TVにtvOS 15のパブリックベータをインストールする方法から解説していきます。
tvOS 15のパブリックベータをダウンロードする方法
tvOS 15のパブリックベータにアクセスすると、Appleのパブリックベータプログラムへの登録を求められます。
登録が完了すると、お使いのApple TVはベータアップデートを無線で受けられるようになりますよ。
アップデートを受けるのに、Apple TVをコンピューターにつなぐ必要はありません。Appleのパブリックベータプログラムに、あなたのApple IDを登録するだけでOKです。
コンピューターでAppleのパブリックベータプログラムのサイトを開き、「登録」をクリックします。次に、Apple ID(あなたがApple TVに使っているのと同じもの)でサインインしましょう。
利用規約に同意して、プログラムに参加します。ウェブ上で行う作業はこれだけです。
次はApple TVですね。
まず、先ほどと同じApple IDをApple TVで使っていることを確認します。確認するには、「設定」アプリを開き、アカウントに行きましょう。そこからiCloud、iTunesとApp Store、またはゲームセンターのセクションに進んでください。
Apple IDが同じであることが確認できたら、準備完了です。
次に、「設定」アプリを開いたら、システムからソフトウェアアップデートへ進みます。パブリックベータアップデートを入手を有効にして、利用規約に同意してください。
オプションが有効になったら、tvOS 15パブリックベータアップデートの入手が開始されます。tvOS 15パブリックベータをインストールするには、設定>システム>ソフトウェアアップデートの順に進み、ソフトウェアをアップデートをクリックしてください。
表示されるポップアップから、ダウンロードしてインストールを選びます。
ここから先はApple TVの仕事です。
任せておけば、ダウンロードとインストール、再起動が自動で実行されます。これらのプロセスが完了したら、tvOS 15のパブリックベータが使えるようになりますよ。
tvOS 15の新機能
AirPodsやHomePod miniのユーザーの方は、tvOS 15へアップデートすることで、使い心地が格段によくなるでしょう。
tvOS 15では、AirPodsのオートコネクト機能がついにサポートされます(AirPodsへの素早い接続をアシストしてくれる通知が画面に表示されます)。
AirPods ProとAirPods Maxのユーザーの方は、「空間オーディオ」にアクセスして、サポート対象のアプリで没入型の音声体験を楽しめるように!
HomePod miniユーザーの方は、2台をステレオペアリングして使えるようになります。
「SharePlay」機能もネイティブサポートされます。たとえば、iOS 15が入ったiPhoneで、友だちといっしょにFaceTimeを使って何かを視聴しているとしましょう。
そのような場合も、iPhoneで通話を続けながら、そのメディアをApple TVへシームレスに移動できるようになるのです。
再生とメディアコントロールは、ほかのグループ通話と同期されたままの状態になります。
また、iPhoneのFace IDでアプリにログインできるようにもなりますよ(iCloudキーチェーンを使います)。
Apple TVを復元する方法
Apple TV HDをお使いの方で、tvOS 15のパブリックベータを使用中に何か問題が起きたときには、復元を試してみましょう(この方法は、4Kモデルには使えません)。
- Catalina以降のmacOSが入っている場合は、HDMIケーブルと電源ケーブルを外したApple TVを、USB-CケーブルでMacとつなぎます。
- MacでFinderを開き、サイドバーからApple TVを選びます。さらにそこから「復元」を選びます。
- 指示に従って、復元プロセスを完了します。
Mojave以前のmacOS、またはWindowsパソコンで復元を試みる場合は、iTunesを使わなくてはなりません(iTunesのソースリストからApple TVを選びます)。
tvOS 15がサポートするのはどのモデル?
tvOS 15がサポートしているのは、タッチ対応クリックパッド搭載のSiri Remoteが同梱されている、3つのApple TVメジャーモデルすべてです。こちらがそのリストです。
2021 Apple TV 4K(64GB)23,800円
Source: Apple