沿って, smartwatches 30/12/2022

lifehacker lifehacker LifeHacker LifeHacker WindowsからMacに移行したばかりの人必見!Macのキーボードにすぐ慣れるためのポイント集

MakeUseOf:パソコンをWindowsからMacに変えると、最初はショックを受けるかもしれません。「Home」や「End」などの便利なキーがMacには無く、Windowsで慣れ親しんだショートカットが使えません。それに、Macのコントロール(Ctrl)キーはWindowsとは機能が違います。

しかし、あきらめる必要はありません! 手の筋肉をMacのキーボードの操作に慣れさせるには、少し時間がかかるかもしれませんが、そこまで時間はかかりません。WindowsとMacのキーの違いをいくつか覚えれば、すぐに慣れるはずです。

今回は、WindowsからMacに移行したユーザーのために、Macのキーボードに慣れるためのポイントをお教えしましょう。

注意コマンドキー(Command もしくは cmd)はスペースバーの両横にあり、Windowsのコントロールキー(Control もしくは ctrl)と同じようなものです。Windowsでコントロールキーを使うショートカットの、コントロールをコマンドに置き換えれば、Macでも大体使えます。たとえば、コピーの「ctrl+c」は「cmd+c」、ペーストの「ctrl+v」は「cmd+v」、カットの「ctrl+x」は「cmd+x」です。

ほかにも、Webページをブックマークするときに使う「ctrl+d」を「cmd+d」にするなど、Windowsで使っていたコントロールキーを使うショートカットは試してみてください。

また、Macのキーボードにはコントロール(Control もしくは ctrl)という名前のキーもあります。スペースバーの左側の、fnとoptionの間に挟まれたところにあります。Macを使い続けていればいずれわかると思いますが、このコントロールキーを使うショートカットもあります。今のところ一番知らなければならないのは、コントロールキーとクリックを組み合わせると、どこでもコンテキストメニュー(右クリックメニューと同じようなもの)が開くということです。

Windowのコントロールキーと同じように、Macのコントロールキーを使いたい場合は、コマンドキーの機能をコントロールキーに変えることもできます。画面上部のメニューバーの左端にあるアップルマークをクリックし「システム環境設定 > キーボード」を開きます。

「キーボード」タブを選択し、右下にある「修飾キー...」ボタンをクリックします。

出てきた画面上で、「Controlキー」のプルダウンメニューから「コマンド」を選び、「コマンドキー」のプルダウンメニューから「Control」を選び、最後に「OK」ボタンを押せば完了です。これで2つのキーの機能が入れ替わったので、WindowsからMacになっても、同じようにショートカットを使うことができます。

WIndowsでアプリを切り替えるときに「Alt+Tab」を使うのが好きだった人は、Macでも「Command+Tab」のショートカットを使えば、そこまで苦労せずにアプリを切り替えるのに慣れます。Macのコマンドキーは、WindowsのAltキーと同じ位置(スペースバーの左)にあるからです。ショートカットを覚え直す必要もありません。指の筋肉はすでにその動きを覚えているはずです。

Windowsでファイルを選択してEnterキーを押したら、File Explorerでファイルが開きます。Macの場合は、ファイルやフォルダを選択してEnterキーを押したら、ファイル名の変更ができるようになります。WindowsのF2キーと同じです。Macでファイルを開くショートカットは「cmd+o」です。

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また、ファイルを選択した状態でスペースバーを押すと、アプリでファイルを開かなくても、そのファイルのプレビューを見ることができます。

Windowsの「Home」や「End」キーはとても便利ですが、Macの大半のキーボードにはありません。しかし、代わりのショートカットを覚えれば大丈夫です。「Home」の場合は「cmd+左矢印キー」、「End」の場合は「cmd+右矢印キー」です。このショートカットを使う場合は、スペースバーの右にあるコマンドキーの方が使いやすいです。

また、「Home」や「End」のショートカットとして「ctrl+a」や「ctrl+e」を使うこともできますが、テキストで使うと段落の終わりにカーソルが飛びます。(「cmd+矢印キー」はその行の終わりに飛びます)ここでの「ctrl」キーは、もちろんMacのコントロールキーのことです。

一番下(最後)までカーソルを動かしたいときは「cmd+下矢印キー」で、先頭まで動かしたいときは「cmd+上矢印キー」です。「shift」キーと組み合わせると、そのときのカーソルの位置からショートカットでカーソルが動く位置までを、大きな選択範囲とすることができます。

Macに移行したら、いち早く知っておいた方がいいのが「option」キーです。Windowsの「alt」キーと同じような機能で、optionキーを押すと特殊文字、シンボル、発音区別符などを入力することができます。

Windowsでaltキーを使うショートカットすべてが、Macのoptionキーで置き換えられるわけではありません。どれが使えてどれが使えないかは、ショートカットを使っていくうちにわかるでしょう。

optionキーにはほかにも特別な機能があり、メニューを開いたときにoptionキーを押すと、隠れたオプションを表示することができます。たとえば、Wordでドキュメントを開き、メニューバーの「ファイル」を開くときにoptionキーを押すと、新たなオプション「別名で保存」がメニューに表示されます。optionキーを押さなければ、オプションは表示されません。これは、Macの隠れたライブラリにアクセスするのにかなり便利です。

Macで「cmd+w」を押すと、Windowsで「alt+F4」を押したのと同じように、アプリのウィンドウを閉じます。これはかなりよく使うショートカットのひとつなので、覚えた方がいいでしょう。アプリを完全に終了したい場合は「cmd+w」ではなく「cmd+q」です。

Windowsの「ctrl+alt+del」の組み合わせは、OSが不具合を起こしたときのお助けショートカットです。固まったアプリを強制的に終了させる、タスクマネージャーが開くからです。Macの場合は「cmd+option+esc」を同時に押すと、アプリの強制終了画面が開きます。

MacでCPUを監視したり、メモリやネットワークの使用状況を見たりする、Windowsのタスクマネージャに当たるものは「アクティビティモニタ」と呼ばれています。

Windowsで「Print Screen」キーもしくは「Win+Print Screen」を押すと、そのときのスクリーンショットを撮ることができます。Macで同じようにスクリーンショットが撮りたいときは、「cmd+shift+3」を使いましょう。撮った画像は、デスクトップにPNGファイルで保存されます。Macでは、色々な方法でスクリーンショットを撮ることができるので、こちらのガイド記事を参考にしてみてください。

スクリーンショットのショートカットをカスタマイズするには「システム環境設定 > キーボード > ショートカット > スクリーンショット」でできます。変更したいショートカットの部分を選択して、自分で覚えやすい簡単なショートカットを入力しましょう。

Macのdeleteキーは、WindowsのBackspaceキーと同じ機能です。ただ、Backspaceキーと同じ位置に無いので、最初は慣れないかもしれません。

では、カーソルの右の文字を消す、WindowsのDelキーに当たるものはどこかというと、残念ながらMacにはありません。しかし、「fn+delete」のショートカットがDelキーと同じ機能です。Windowsでファイルを削除するときに、ファイルを選択してDelキーを押していた人は、Macの場合は「cmd+delete」と覚えましょう。

Macのキーボードに慣れないうちは、違和感を感じるかもしれませんが、それは最初の数週間だけです。Macでは、ショートカットキーをカスタマイズしたり、functionキーの配置を変えたり、自動化したり、コンテキストメニューを活用したりすることで、さらに使いやすく自分好みに変えることもできます。

Switching from Windows? Essential Keyboard Tips for Mac Newbies | MakeUseOf

Akshata Shanbhag(訳:的野裕子)

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