運動不足過ぎるので「ガーミン vívosmart 4」を買ってみた【いつモノコト】-Impress Watch
いつモノコト
何となく欲しいと思っていたスマートウォッチ。自粛続きで運動不足が過ぎることを口実に買いました。GARMIN(ガーミン)の「vívosmart 4」です。
ディスプレイサイズの大きいスマートウォッチが多い中、vívosmart 4の幅は約15mm、厚さも約10.5mmとコンパクトにまとまっているのがいいところ。価格は16,482円(税别)。スマートウォッチとしてはお手頃だと思います。
購入時に悩んだのがサイズで、MとLで本体部分のサイズは変わらず、ベルトの長さのみ異なります。Mは122-189mm、Lは148-215mm、男性ならLが無難です。シリコン製のベルトは安っぽさもなくてスマートなデザインです。
アプリは「Garmin Connect」を使用します。歩数、心拍数、消費カロリー、運動量、睡眠時間、ストレスなど、機能としては標準的。スマートフォンの通知を表示させることも可能ですが、ディスプレイサイズが小さく見にくいので使っていません。ちなみに通話のみ通知の設定も可能です。
一方、タッチ操作のディスプレイは、アイコン中心で直感的に操作できて気に入っています。あと、vívosmart 4からペアリング済みの「スマートフォンを探す」機能が地味に優秀。スマートフォンをよく置き忘れる人にはオススメです。
防水性能は「スイム」とのこと。公式サイトによると、水深50mに相当する圧力に対応しており、「水しぶき、雨または雪、シャワー、スイミング、水中への飛び込み、シュノーケリング」にも適合するようです。普段使いで水気を気にする必要はなさそうです。
バッテリー持ちは、公称7日間、1カ月以上使用してみて6日前後といったところです。入浴前に電源につないでおき、気がつくとフル充電されているので、充電のために待つという感じはありません。
忙しい日はストレスも多い⁉
仕事していると、上司に叱られた、苦情対応が大変だったなど、その日に起きた出来事で疲労度を考えてしまうものですよね。でも、今日は忙しかったなぁという日、ちゃんと体はストレスを感じているのですよ。逆に暇な日はストレスもなく平穏に過ごせている。と、vívosmart 4は記録しています。
オレンジのグラフが高ストレス。一日中ストレスMAX平穏に過ごした日は休息(青いグラフ)がほとんど自分のHPを確認できるBody Battery
もっぱらチェックしているのが「Body Battery」です。心拍数や睡眠量、運動量などを総合的に判断して、体のエネルギーレベルを1~100で数値化してくれる機能です。自分のHPを目視できるのが面白いんです! ストレスレベルのグラフを重ねると、Body Batteryの信憑性も感じられます。起床時は元気いっぱいだったのに、歩き&ストレスで疲れたのかな、などと振り返ったりもできます。
自分のHPが数値化される「Body Battery」Body Batteryとストレスのグラフを重ねて表示した逆に、Body Batteryの値で自分が疲れていることを自覚したりすることもあります。あと昼寝や散歩で回復したりするのも見ていて楽しいものです。
装着しているだけで達成感あり
正しい睡眠はとれているのか? 自分で睡眠時間を記録するのは難しいものです。毎日7時間くらいは寝ているつもりでも、無駄に夜更かしして、1~2時間ずれていることは、ままあります。vívosmart 4は、睡眠の深さ、レム睡眠、非睡眠をモニターしてくれて、1週間単位でのグラフ表示も可能です。よく寝た翌日はBody Batteryも回復しているので、睡眠は大事だと実感します。
睡眠量のグラフ。睡眠時間だけでなく、睡眠の深さ、レム睡眠、非睡眠がモニターされる1週間の睡眠時間の推移も確認可能「カレンダー」や「毎日の詳細」で歩数、心拍数、睡眠時間などの記録を振り返るのもいいものです。特別なことをしていないのに達成感があります。また、アクティブな人は「チャレンジ」にエントリーすると、毎日の活動に目標ができます。
「カレンダー」を見るだけで達成感がある「毎日の詳細」で歩数、心拍数、睡眠時間などの記録を確認可能「チャレンジ」にエントリーするとウォーキングなどの目標ができるvívosmart 4単体でGPSログを記録できないのですが、実質6日間程度の電池持ちの良さを考えればデメリットとは言えないですね。ほかのスマートウォッチと比較して圧倒的に小さく、装着していて邪魔にならないデザインが気に入っています。防水なので日常生活にも支障なし。詳しいライフログもとれて全体的にバランスがいいものだと思います。
伊井タカシマ