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04/11/2022
「地デジ」移行から10年、変わる家電量販店のテレビ売り場 (2021年11月18日) - エキサイトニュース
Tweet【地デジ移行から10年・1】 ビックカメララゾーナ川崎店は2020年11月、3階入り口の正面にあったカメラコーナーをテレビコーナーに大幅にリニューアルした。11年7月のアナログ放送の停波後に、地上デジタル放送に完全移行してから今年で10年。新型コロナウイルスの影響もあり客足が遠のいていた売り場も、徐々に活気が戻りつつある。家電量販店の都市部と郊外店のテレビ売り場を3回に分けて紹介する。初回はビックカメラのラゾーナ川崎店と新宿西口店だ。●今見ているテレビの10インチアップは後悔する 天井から吊るされた大きなオリジナルPOPが目を引くビックカメララゾーナ川崎店では、3階の入り口正面に立つと、60型以上の有機ELや液晶テレビがずらりと並んだコーナーが広がる。メインの入り口は2階にあるが、テレビ売り場が家電量販店のエントランスに陣取るのは、それこそ10年前の「地デジバブル」以来のことではないだろうか。当時は地上デジタル放送への完全移行に向けて、古いアナログチューナー搭載テレビからの買い替えが進み、テレビ売り場は順番待ちの整理券が配られるほどの活況だった。 あれから10年、新型コロナという当時はまったく想像もつかなかった事態に見舞われた。とりわけ緊急事態宣言などの影響で都市部の家電量販店は苦戦を強いられたが、実際に売り場を取材してみるとテレビの売れ行きは好調だった。 ビジュアルコーナーの堅田靖隆主任は「巣ごもりによるおうち時間を充実するために、大画面のテレビの購入にやってくるお客様が増えている」と語る。最近のテレビはパネルの薄型化が進み、画面の枠も狭額縁になっているため、55型でも置き替えられることをアピールしているという。【次のページ】 21年9月のラゾーナ川崎店における65型液晶テレビの販売台数は前年同月...編集部おすすめ BCN+Rの記事をもっと見る