ちゃんと寝てるのにだるい…それは「脳疲労」かも?3つの要因をチェック(Marisol ONLINE) - Yahoo!ニュース
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0コメント0件ちゃんと寝ているのに疲れが取れなくてだるかったり、運動をしたわけでもないのに疲れたり。これは「脳」の疲れが原因の可能性大。現代人に多い、こんな頑固な疲れの種類と要因をパーソナルトレーナー・鈴木孝佳さんが解説!【写真】40代からの「キレイになる活」記事一覧
自律神経の乱れからくる「脳疲労」が現代人の疲れの要因
疲れない体をつくるために、まず知っておきたいのが、疲れの種類。「運動など体を動かして生じる疲労は末梢性の疲労です。一方、体を動かしてないのに生じるのが中枢性の疲労で、現代人に多い疲労はこちら。これは脳の疲れのことで、原因は自律神経の乱れ。自律神経には、心身をONモードにする交感神経と、OFFモードにする副交感神経があります。本来、副交感神経が優位になるべきOFF時間にも働いたりスマホを見たりしてしまうと、交感神経が優位になり、脳が休まりません。ON/OFFのスイッチがチグハグになり、脳に負荷がかかり続けることで、疲れが取れにくくなるのです」この脳の疲労には呼吸も関係が。「現代人の多くは猫背で、厳密には腰は反っていて首と頭が前に出た状態です。自律神経は背骨に沿って走っているので、腰が反っていると交感神経が常に刺激され、脳疲労を招きます。そのうえに猫背だと息を吐きにくくなり、息を吐く量より吸う量が多すぎる過呼吸になりがち。また、口呼吸になると呼吸の全体量が増加すると酸素と二酸化炭素のバランスが悪くなり、結果的に脳に酸素が行き渡らず脳疲労を招くのです」さらに脳疲労の要因には“刺激の偏り”も関係しているそう。「長時間座りっぱなしで、スマホやパソコンを見てばかりいると、運動不足で体の機能や感覚は衰えているのに対し、視覚から得る情報量は過剰に。このように刺激が視覚に偏った状態だと、脳が自分の体がどこにあるのかを認識できない“体が迷子”状態になります。例えば足の小指をベッドなどにぶつける人は多いと思いますが、これは物と自分の体との距離を判断するバランス感覚が衰え、脳内のボディマップがぼやけた“体が迷子”状態。こうなると安全が確保できないので、心身が常に緊張して交感神経が優位になり、脳が慢性的な疲労を起こすのです」つまり過呼吸や口呼吸、刺激の偏り、体が迷子の3つを正すのが疲れ解消のカギ。
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