もし自宅のパソコンに家族に見られたら恥ずかしい検索ワードが残っていたら…Googleの検索履歴を簡単に削除・非表示にする方法

Googleの検索ボックスをクリックすると表示される“検索履歴”。過去に自分が何を検索したのかが瞬時に分かるので、便利といえば便利な機能なのですが……あまり見られたくないキーワードが残っていると、人に見られた時やデバイスを貸した際に恥ずかしいですよね。

今回はそんな恥ずかしい思いをしないように、Google履歴を削除・非表示にする方法を見ていきましょう！

Googleの検索履歴を表示する方法

まずは、Googleの検索履歴を削除・非表示にする前に検索履歴を表示して確認する方法を紹介します。基本的に何も設定していなければ、Googleの検索ボックスを1度クリックすると最大10個の検索履歴が表示されます。さらに詳しく検索履歴を知りたい人は、Googleアカウントにログインした状態で「マイアクティビティ」にアクセスしましょう。画面をスクロールしていくと、何を何時に検索したのかがわかります。

履歴を表示させない！ Googleの検索履歴を非表示にする方法

履歴の確認方法が分かったところで、履歴を非表示にする方法を確認しましょう。

検索履歴を非表示にするには、Googleアカウントにログインした状態で、「アクティビティ管理」にアクセスしてください。少しスクロールすると「ウェブとアプリのアクティビティ」という項目があるので、それをOFFにしましょう。

これで検索履歴は非表示になります。なお、設定の反映には時間がかかることがあるので、ご留意ください。

続いてはスマホでGoogleの検索履歴を非表示にする方法を紹介してきます。

iPhone（使用ブラウザ：Safari）からGoogleの検索履歴を非表示にする方法は以下の通りです。なお、設定はGoogleアカウントにログインしている状態で行う必要があります。

1：「アクティビティ管理」にアクセス。2：「ウェブとアプリのアクティビティ」をOFF（一時停止）する。

これでログインしているGoogleアカウントで検索履歴は非表示になります。

AndroidでGoogleの検索履歴を非表示にする方法も、基本的にはPC版やiPhoneと同じです。Googleアカウントにアクセスした状態で、以下の手順を踏みましょう。

1：アクティビティ管理」にアクセス。2：「ウェブとアプリのアクティビティ」をOFF（一時停止）にする。※設定が反映されると、上図最右のように「ウェブとアプリのアクティビティ」がOFF（一時停止）になっていることが確認できます。

まず考えられるのは、Googleアカウントにログインしていないというケースです。Googleの検索履歴や閲覧履歴は、ログインしているアカウント情報（アクティビティ）に蓄積されます。ですから、Googleアカウントにログインしていないと、履歴が残らないケースがあるのです。

例えば「東京の天気」を調べたい時、Google検索ボックスには「東京　天気」などと入力しますよね。すると、検索ボックスに「東京」と入力しただけで、様々な検索候補が表示されます。その際、不適切であったり差別的なキーワードが見受けられた場合、Googleに報告しましょう。

検索ボックスの右下に「不適切な検索候補の報告」とあるので、こちらをクリックします。すると以下の画面が表示されるので、不適切だと思うキーワードと、不適切な理由を選んで「送信」をクリックしましょう。

Googleの検索履歴を削除する方法

続いては検索履歴を削除する方法を紹介してきます。検索履歴は上述した「マイアクティビティ」から手動で消すことができますが、保存期限を設定することで自動削除も可能となります。

◆手動で削除する場合は、マイアクティビティから「…（縦）」をクリックして、「削除」を選んでください。

「マイアクティビティ」にアクセスすると、「自動削除を選択」とあるので、こちらをクリック。検索履歴を保存する期間（18か月または3か月）を選んで、設定を保存します。すると18か月以上または3か月以上の検索履歴は自動的に削除されていきます

スマホで期間を設定してGoogleの検索履歴を消去しましょう。

1：「マイアクティビティ」にアクセスします。2：画面上部の検索ボックス横の「…（縦）」をタップします。3：「アクティビティを削除する基準」をタップします。4：検索履歴を削除する期間を選んで、消去します。

上記のように1度削除したGoogleの履歴を、復元する方法は今のところ（2019年10月現在）ないようです。履歴を復元したいというケースはあまりないかもしれませんが、もし消えてしまって困る検索履歴などがある場合は、一括削除の際などに該当する履歴が消えてしまわないよう注意しましょう。

使用しているブラウザがInternet Explorerの場合、Googleのツールバーからキーワードを検索できたり、履歴を確認できます。ツールバーはブラウザ画面上部に表示されます。検索ボックスの横に▼マークがあるため、こちらをクリックし「履歴をクリア」を選んで検索履歴を消去しましょう。

※データは2019年10月朱淳時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。※サービスのご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文／高沢タケル