沿って, smartwatches
31/01/2023
Windows 11の業務自動化ツールでラクがしたい!純正アプリ「Power Automate Desktop」の使い方
Power Automate Desktopとは何か?
Power Automate Desktopは、普段PC上で行なっている操作をロボットに代わりに実行してもらうことができるRPA(Robotic Process Automation)ソリューションだ。
例えば、よくある作業の例として、Excelとアプリを使った繰り返し処理を想定してみよう。
- 新しい顧客情報が記載されたExcelファイルを開く
- 社内で利用している顧客管理アプリの画面を開く
- 顧客管理アプリの新規登録ボタンをクリックする
- Excel表の1行目のデータを確認し、名前列のデータを顧客管理アプリに入力する
- 同じ行の会社名列のデータを顧客管理アプリに入力する
- 次の列のデータを入力
- 次の行のデータを入力……以下、繰り返し
こうした、「転記」「集計」「確認」「変換」「情報取得」などを繰り返す業務を人間の代わりにロボットに実行させることで、作業の効率化や時間短縮、より付加価値の高い作業へのシフトなどのメリットを生み出すことができるのがRPAのメリットだ。
組織の現場には、全体のシステム化予算の網からこぼれ落ち、「運用で対処」という便利な言葉の犠牲となった様々な業務が存在する。こうした業務を現場でその作業を担当する人が、自らの手によって、しかも無償で自動化できるのが、今回の「Power Automate Desktop」ということになる。
イメージとしては、Excelのマクロを、さらに簡単に、そして広範囲に適用できるものにしたツールと考えるといいだろう。