高級キーボードのおすすめ5選。高いのにはワケがある。ストレスを軽減して入力作業の効率アップ!
PCでデスクワークをする場合、その大半の時間、触れているのがキーボードです。反応が悪い、配列が悪い、押下感がない、ガタつくなど、キーボードの調子が悪いと、プチストレスが溜まるもの。まだまだリモートワークが続きそうな今、定評のある高級キーボードに変えることで、仕事効率をアップさせてみるのはどうでしょうか。
キーボードで重要なのは、チャタリング(直前に押したキーの文字が連続して入力されるなどの現象)を起こさないなど、意図したとおりに動作することです。押したつもりなのに入力されていなかった、なども避けたいところ。また、長時間入力作業を行なうのであれば、軽い力でもしっかりと反応するものを選びましょう。軽い力で入力できれば、高速タイピングにも貢献します。
規格で定められている文字キー以外の部分の配列が自分の好みかどうかも、選定ポイントのひとつになるでしょう。例えば、プライベートではMacを、仕事ではWindowsを使っているという場合、スペースキーの両脇で英数入力(直接入力)と日本語入力の切り替えができたほうが便利だと感じるかもしれません。高級キーボードの中には、キーマッピングを変更して自分好みにカスタマイズできるものもあります。
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HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白
ミニマム構成でも高速タイピング可能な“馬の鞍”
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白は、高級キーボードの代表格ともいえるHHKB(Happy Hacking Keyboard)の有線/無線のハイブリッドタイプのモデルです。
静電容量無接点方式のため、チャタリングが生じづらく、高速入力が可能。軽い力で入力できますが、ストロークが深いため、打鍵感をしっかりと感じられ、入力ミスも防げます。「Type-S」の「S」は「Silent」の頭文字。メカニカルキーボードと異なり、静音性に優れます。
HHKBの最大の特徴は、無駄のないキー配列であること。「Control」と「Fn」キーのコンビネーション打鍵によるショートカットで、さまざまな機能を使うことができます。裏面には、制御キーの割当を変更するDIPスイッチ付き。Windowsであれば、専用ソフトで簡単にキーマップを変えられます。しかも、その設定はキーボード本体に保存されるため、使いやすい配列のまま、Macを操ることも可能(Bluetooth接続の場合、macOS 10.15以降で対応)です。接続はBluetoothで4台まで登録でき、複数のデバイスを操れます。
Amazonでの販売価格は約3万5000円です。
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REALFORCE R3 KEYBOARD / R3HC11
キーストロークの深さまで選べるカスタマイズ性
REALFORCE R3 KEYBOARD / R3HC11は、有線/無線のハイブリッド接続が可能な静電容量無接点方式のキーボードです。スイッチの寿命は5000万回以上。毎日、すべてのキーを1万回打っても約13.7年経たないと壊れない計算で、実際は、入力するキーが分散されるため、ほぼ一生の間使い続けられることになります。
キーのオン位置を0.8、1.5、2.2、3mmの4段階に調節するAPC機能付き。専用ソフトウェアでキーマップの入れ替えも可能。自分好みにカスタマイズできます。対応しているのは、Windows 10/macOS 10.15/iOS 14.0/Android 10.0以降で、Bluetooth 4.0以降をサポートしている端末。USB接続はWindowsとMacのみ。Bluetooth接続は最大4台を記憶。複数端末を簡単に切り替えられます。
どこまでも自分仕様にできる喜びがREALFORCE R3 KEYBOARD / R3HC11にはあります。電源はどこでも入手可能な単三形乾電池2本。アルカリ乾電池なら、約3カ月使用できます。
Amazonでの販売価格は約3万5000円です。
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Microsoft Surface Ergonomic 無線キーボード (日本語キー配列)
手首への負担が減り、姿勢が正されて効率アップ
キーボード操作で、手首への負担が気になる、という人にオススメしたいのが、Microsoft Surface Ergonomic 無線キーボード (日本語キー配列)。手首を台の上に載せたとき、手のひらは真下を向くのではなく、若干、互いに向き合うような形になります。その自然な稜線をデザインに取り入れたのがこの製品です。
エルゴノミックデザインなのは、その立体感だけではありません。右手が受け持つキーと、左手が受け持つキーを中央付近から分割し、斜めに配置することで、手首が自然な向きのまま入力できるようになっています。これにより、手首だけでなく、肩や腰などに知らず知らずのうちにかかっていた負担を軽減。より正確なタイピングを可能にし、作業効率を高めます。手首が当たる箇所にはクッション性の高いパームレストを搭載し、疲れを軽減してくれます。
PCとの接続はBluetooth。対応OSは、Windows 8/Mac OS 10.10.5/Android 4.2/iOS 8以降。単4乾電池2本で駆動し、最長12カ月の利用が可能です。Amazonでの販売価格は約1万8000円(中古品)です。
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ARCHISS Quattro TKL
静電容量方式のポインティングスティックを搭載
ARCHISS Quattro TKLは、有線接続のメカニカルキーボードです。
最大の特徴は、静電容量方式のポインティングスティックを搭載していること。キー操作の途中で、マウス操作をしたくなったときでも、キーから手を離す必要がありません。左右のマウスボタンは、デフォルトでスペースキーの両脇に割り当てられていますし、Fnキーを押しながらポインティングスティックを動かせば、垂直スクロールも行なえます。
裏面にはDIPスイッチを搭載。キー入力の切り替えや制限を行なえます。スイッチは、CHERRY MXスイッチ。茶軸、青軸、赤軸、静音赤軸から選べるので、自分の入力スタイルに合わせられます。キートップの印字は、昇華印刷を採用。インクがキーキャップに浸透するので、長期間使用しても、摩耗することはありません。対応OSはWindows 10。
Amazonでの販売価格は約1万8000円です。
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Apple Touch ID搭載Magic Keyboard
Mac使いならこれ一択!?
Apple Touch ID搭載Magic Keyboardは、Macに特化したキーボードです。テンキー搭載で、数字を多く扱う人にもピッタリ。Apple純正のため、Macと自動的にペアリングされ、手間がかかりません。
接続はBluetoothですが、付属のケーブルでキーボードの充電とペアリングを一気に行なうことも可能。内蔵バッテリーはフル充電した状態で最大約1カ月使えます。テンキーがあるため、幅41.87cmと大きめですが、最厚部でも1.09cmと超スリム。使わないときには立てておけば、場所を取らずに収納できるでしょう。
Touch IDを搭載しているので、Macへのログインはもちろん、支払いも素早く行なえます。Amazonでの販売価格は約1万8000円です。
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記事中の製品はEngadget日本版チームが推奨しているものです。販売情報は記事執筆時点のもので、価格や在庫状況は常に変化しています。